何十年も行方が分からなかった家族が、亡くなった状態で見つかった。

突然、警察からそのような連絡を受けたら、驚きや悲しみ、さまざまな思いが込み上げてくることでしょう。

「これから何をすればいいの?」
「葬儀はどうすればいいの?」
「長い間、会っていなかった家族でも葬儀をする必要があるの?」

このような状況では、気持ちの整理がつかないまま、警察への対応や葬儀の手続きを進めなければならないこともあります。

今回は、長年行方不明だった家族が亡くなった状態で見つかった場合に、ご遺族が知っておきたい対応と葬儀について、分かりやすく解説します。

1.まずは警察からの説明を確認しましょう

行方不明だった人が亡くなった状態で発見された場合、まず警察による身元確認や、亡くなった状況についての調査が行われます。

発見された場所や状況によっては、死因の確認などに時間がかかることもあります。

警察がお体を一時的に預かり、必要な確認を進める場合もあります。

この段階では、ご遺族がすぐに葬儀のすべてを決める必要はありません。

まずは警察から、次のような点について説明を受けましょう。

  • 身元の確認状況
  • お体のお引き渡しが可能になる時期
  • 死亡に関する書類について
  • 今後、ご遺族が行う必要のある手続き

分からないことがあれば、遠慮せずに確認してください。

神奈川県警察でも、警察が取り扱うご遺体について、確認や調査、遺族への説明、火葬・埋葬までの手続きを案内しています。

2.葬儀社には、いつ相談すればいい?

警察から連絡を受けた際、「葬儀社を手配してください」と言われることがあります。

しかし、突然のことで、どこの葬儀社に連絡すればよいのか分からない方も多いでしょう。

インターネットで検索しても、たくさんの葬儀社が表示され、どこを選べばよいのか迷ってしまうかもしれません。

そのようなときは、早めに葬儀社へ相談し、現在の状況を伝えておくと安心です。

例えば、次のような内容を伝えるとよいでしょう。

  • 警察から連絡があったこと
  • 何十年も行方不明だった家族であること
  • 現在、警察で確認や調査が行われていること
  • お体のお引き渡しについて、どのように案内されているか

まだ詳しいことが分からなくても、相談することはできます。

ただし、警察の確認が終わるまでは、お体の搬送や引き取りができない場合があります。

警察の指示を確認しながら、葬儀社と今後の段取りを相談していきましょう。

3.何十年も会っていなかった家族でも、葬儀は必要?

長い間、連絡を取っていなかった家族が亡くなった場合、葬儀をどうするべきか悩むこともあるでしょう。

家族と疎遠になっていた事情は、人それぞれです。

長年会っていなかったからこそ、気持ちの整理が難しいこともあります。

また、葬儀費用や、その後の手続きが心配になる方もいらっしゃいます。

大切なのは、周囲の考えだけで決めるのではなく、ご自身の気持ちや事情を踏まえて、できる範囲で対応を考えることです。

葬儀の形式にも、さまざまな選択肢があります。

例えば、

  • 火葬を中心としたシンプルなお見送り
  • ごく近い親族だけで行う葬儀
  • 故人と関わりのあった方々にも参列していただく一般葬

などです。

どのような形でお見送りするかは、ご遺族の希望や状況に応じて考えていきましょう。

4.葬儀費用が心配な場合は、無理のない方法を考えましょう

突然、葬儀の手配が必要になると、費用についても不安になるものです。

「長年会っていなかったけれど、きちんと見送らなければいけないのだろうか」

「葬儀にどれくらい費用がかかるのだろう」

「できるだけ負担を抑えたい」

このような心配があっても、決しておかしなことではありません。

葬儀は、高額な費用をかけなければ行えないものではありません。

ご家族の事情や希望に合わせて、無理のない方法を考えることができます。

葬儀社へ相談する際は、費用の総額や、別途必要になる費用についても確認しましょう。

横浜市民葬祭では、ご家族のご事情やご希望をお聞きし、できるだけご負担を抑えたお見送りができるようにお手伝いしています。

5.失踪宣告を受けていた場合は、法律上の確認も必要です

何十年も行方不明だった人について、過去に家庭裁判所で失踪宣告が行われている場合もあります。

失踪宣告とは、生死が一定期間分からない人について、法律上、死亡したものとみなす制度です。

普通失踪では、生死が7年間明らかでない場合などに、家庭裁判所へ申し立てることができます。

ただし、失踪宣告は、実際に亡くなったことを確認する制度ではありません。

その後、本人が亡くなった状態で発見された場合には、実際の死亡についての確認や、戸籍などの手続きについても状況に応じた対応が必要になります。

すでに失踪宣告が行われている場合は、その事実を警察や市区町村の窓口などに伝え、必要な手続きを確認しましょう。

相続などの問題が関係する場合は、弁護士や司法書士などの専門家への相談も検討してください。

6.突然のことで困ったら、ひとりで抱え込まないでください

長年行方不明だった家族が見つかり、それが悲しい知らせだった場合、ご遺族の心情は簡単に言葉で表せるものではありません。

驚き、悲しみ、戸惑い、あるいは複雑な思いを抱えることもあるでしょう。

そのような中で、警察への対応や葬儀の手配を進めるのは大変なことです。

分からないことがあっても、すべてを一度に判断する必要はありません。

まずは警察の説明を聞き、必要に応じて葬儀社へ相談しながら、一つずつ進めていきましょう。

横浜市民葬祭では、突然のご不幸でお困りのご家族からのご相談もお受けしています。

事前相談や予約をされていなかった方でも、平等にご依頼をお受けし、ご家族の事情に合わせたお見送りをお手伝いしています。

葬儀の形式や費用についても、ご希望をお聞きしながら、できるだけご負担の少ない方法を一緒に考えてまいります。

何から始めればよいのか分からないときも、どうぞお気軽にご相談ください。

横浜市民葬祭 ご家族想いの葬儀社

ご家族それぞれの事情に寄り添い、心を込めてお手伝いいたします。

お気軽にご相談ください。