突然の別れを迎えたご家族へ
大切な家族が突然亡くなった。
あまりにも急な出来事で、
「何が起きたのか分からない」
「まだ亡くなったことが信じられない」
「これからどうすればいいの?」
そんな気持ちになるのは、決しておかしいことではありません。
昨日まで普通に話をしていた人が、突然いなくなる。
心の準備などできるはずがありません。
だから今、気持ちの整理ができなくても大丈夫です。
すぐに前向きにならなくてもいい
突然の死を受け入れるには、時間が必要です。
周囲から、
「しっかりしないと」
「前を向いて」
と言われることがあるかもしれません。
でも、今すぐ前向きになる必要はありません。
悲しいときは悲しくていい。
涙が出るなら、泣いていい。
何も考えられない日があってもいいのです。
まずは、
今日を過ごすこと。
それだけで十分です。
「もっと何かできたのでは」と
自分を責めないでください
突然の別れのあと、ご家族が特に苦しむことがあります。
「もっと連絡していれば」
「あの日、会いに行けば」
「何か変化に気づけたのでは」
と、過去を何度も振り返ってしまうことです。
しかし、亡くなった後だからこそ分かることもあります。
そのときのご家族には、そのときの日常がありました。
仕事があり、生活があり、いつもの時間がありました。
まさか今日、家族との別れが訪れるなんて、誰にも分かりません。
だから、
「もっと何かできたはず」と、
すべてをご自身の責任にしないでください。
あなたが故人様を大切に思っていたことは、それまでの時間の中にたくさんあったはずです。
最後にできなかったことより
一緒に過ごした時間を思い出してください
突然の別れでは、
「最後にもっと話したかった」
「最後にありがとうと言いたかった」
という思いが残ることがあります。
それは、とても自然なことです。
でも、故人様との時間は最後の日だけではありません。
一緒に食事をしたこと。
旅行に行ったこと。
家族で笑ったこと。
何気ない会話。
喧嘩をしたこと。
一緒に過ごした何でもない日。
そうした一つひとつが、ご家族と故人様が過ごした大切な時間です。
最後にできなかったことだけを考えるのではなく、
「この人と一緒に、こんな時間を過ごしたな」
と思い出してみてください。
少しずつでも構いません。
「ありがとう」を伝える時間に
突然亡くなられた場合、
「ありがとうを伝えられなかった」
と後悔される方もいらっしゃいます。
でも、葬儀やお別れの時間に、故人様へ言葉をかけることはできます。
声に出してもいい。
心の中で伝えてもいい。
「ありがとう」
「お疲れさま」
「今までありがとう」
「家族でいられてよかった」
きれいな言葉でなくても構いません。
普段使っていた言葉でいいのです。
伝えたかった気持ちを、故人様のそばでゆっくり伝えてください。
葬儀をすることは
気持ちを整理する時間にもなります
突然の死では、ご家族の気持ちが追いつかないまま葬儀の準備が始まります。
葬儀の場所を決める。
故人様を安置する。
親族へ連絡する。
写真を選ぶ。
火葬の日程を決める。
やることが多く、
「こんなときに葬儀のことまで考えられない」
と思うのも当然です。
だからこそ、すべてをご家族だけで抱え込まないでください。
葬儀社に相談し、一つずつ決めていけば大丈夫です。
葬儀の準備をしながら、
「この写真、懐かしいね」
「このときは楽しかったね」
と、故人様との思い出を話すこともできます。
それもまた、故人様を見送る大切な時間です。
無理に忘れる必要はありません
時間が経つと、
「いつまでも悲しんでいてはいけない」
と思ってしまうかもしれません。
でも、悲しみがなくなることと、故人様を大切に思うことは別です。
仕事をする。
食事をする。
家族と笑う。
旅行に行く。
いつもの生活に戻る。
それは故人様を忘れることではありません。
残されたご家族が自分の人生を歩いていくことも、故人様への大切な想いの一つです。
「これからも頑張って生きていこう」
と少しずつ思える日が来れば、それでいいのです。
今日できることだけを考えてください
突然の別れの直後は、
「これから何十年も、この悲しみを抱えていくのか」
と考えてしまうことがあります。
でも、先のことまで考えなくても大丈夫です。
今日は食事をする。
少し眠る。
家族と話す。
故人様のそばにいる。
葬儀について分からないことを相談する。
まずは目の前のことを一つずつ。
一日、一日でいいのです。
悲しみが少しずつ形を変えていくまで、焦らなくて大丈夫です。
「前向き」とは
忘れることではありません
前向きになるというのは、
故人様を忘れることでも、
悲しみをなくすことでもありません。
故人様との思い出を胸に残しながら、
「これからも自分の人生を生きていこう」
と思えるようになることではないでしょうか。
最初は一歩も進めなくても構いません。
明日になって、ほんの少しだけ前を向ければ十分です。
そして、また悲しくなったら立ち止まってもいいのです。
横浜市民葬祭は
ご家族の気持ちに寄り添います
突然のご逝去では、ご家族は悲しみの中で、葬儀についても決めなければなりません。
「何から始めればいいのか分からない」
「どんな葬儀にすればいいのか分からない」
「家族だけで見送りたい」
そんなときは、一人で悩まなくて大丈夫です。
横浜市民葬祭では、ご家族のお話を伺いながら、そのご家族に合ったお見送りの形を一緒に考えます。
葬儀は、故人様のためだけではなく、
残されたご家族が故人様との最後の時間を過ごすためのものでもあります。
突然の別れだからこそ、
「ちゃんと見送ってあげられた」
と思える時間を大切にしていただきたいと考えています。
今は、前を向けなくても大丈夫です。
まずは今日を過ごしてください。
そして少しずつ、
「ありがとう」
と言える日が来れば、それで十分です。
急なご逝去で何をすればいいのか分からないときも、横浜市民葬祭へお気軽にご相談ください。


























