葬儀の費用は、初めての方ほど
「どこまでが料金に含まれるのか?」
「後から追加されないか?」
とても不安になります。
ここでは、
葬儀費用を明確にするために、葬儀社へどんな質問をすれば良いか
そして
依頼者側が気をつけるポイント
を、やさしくまとめました。
◆ 1. 葬儀費用を明確にするための質問
費用の不明点は、遠慮せず質問して大丈夫です。
むしろ「どんどん質問してください」と言ってくれる葬儀社ほど安心です。
下記をそのまま伝えるだけで、費用の不透明さがかなり解消します。
① この費用に「含まれているもの」と「含まれていないもの」は?
もっとも重要な質問です。
同じ“家族葬〇万円”でも、内容は葬儀社ごとにかなり違います。
チェックすべき代表項目:
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お棺
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骨壺
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安置料
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搬送費
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霊柩車
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枕飾り
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会場使用料
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祭壇の花の量
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ドライアイスの追加料金
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司会進行
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火葬料の有無
含まれる/含まれないを一覧で出してもらうと安心です。
② 追加料金が発生するのはどんな場合ですか?
葬儀費のトラブルの多くが「追加料金」です。
よくあるケースは以下の3つ。
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安置日数が延びた場合の1日ごとの費用
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搬送距離の追加料金
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人数が増えた際の会場変更費や飲食費
最初に必ず確認しておきましょう。
③ 合計でいくらになるか、見積りを総額でください
「一式〇万円」は誤解のもとです。
必ず 総額 を聞いてください。
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葬儀費用
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火葬料
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式場使用料
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飲食費
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返礼品費
これらを全部まとめた金額が出ているか確認しましょう。
④ 見積り後に金額が変わる可能性はありますか?
ここが曖昧だと後悔につながります。
良心的な葬儀社なら
「追加が出る場合と出ない場合」
をはっきり説明してくれます。
⑤ 実際にこの見積りで葬儀をした人はいますか?
意外と効果的な質問です。
この質問で、
・現実的な見積りなのか
・極端に安い“釣り料金”なのか
がわかります。
誠実な葬儀社は「います」と答え、実例を教えてくれます。
◆ 2. 依頼する側として気をつけるポイント
葬儀を後悔しないためには、
ご家族側にも知っておくべきことがあります。
① “安さだけ”で選ばない
料金だけに目を向けると、
後から追加が増えて結果高くなるケースが多いです。
大切なのは、
料金の明確さ × 説明の丁寧さ。
この2つが揃っているか必ず確認しましょう。
② 見積りは2社以上から取ると安心
時間がなくても、スマホでの見積り比較だけで十分です。
比較すると、葬儀社ごとの違いがはっきりします。
③ “必要か不要か”を遠慮せず伝える
葬儀には
「ご家族に必要かどうか」
が何より大切です。
・祭壇の大きさ
・会場の広さ
・返礼品の有無
・飲食の量
どれも希望を伝えた方が、費用を抑えられ、満足度も上がります。
④ 契約前に見積りの控えを必ずもらう
口頭説明だけは絶対NGです。
見積り書をスマホでもらえば安心です。
◆ 3. まとめ
葬儀費用を明確にするには、
「含まれる/含まれない」
「追加が出る条件」
「総額」
この3点を質問することが最重要です。
そして依頼側は、
遠慮せず希望を伝えること
これが後悔のない葬儀につながります。
横浜市民の方で、
「まずは費用の相談だけしたい」
という方も、どうぞ気軽にご連絡ください。
不安なときこそ、
安心できる説明を受けてくださいね。


























