──葬儀が初めての方でも分かるやさしい解説──**

大切な方を失い、何から考えればいいのか戸惑う方はとても多いです。
特に「直葬(火葬式)」と「一日葬」は近年よく選ばれる方式ですが、違いが分かりにくいという声をよく聞きます。

ここでは、それぞれの特徴・メリット・デメリットを、できるだけやさしく整理してお伝えします。
スマホでも読みやすいように改行を多めにしています。


1.直葬(火葬式)とは?

最もシンプルな葬儀形式です。

通夜・告別式は行わず
火葬のみ を行う方式です。

ご家族だけで静かにお見送りしたい方、費用を抑えたい方に選ばれています。

■メリット

  • 費用がもっとも安い

  • 式の準備がなく、ご家族の負担が少ない

  • 少人数でゆっくり過ごせる

  • 宗教者を呼ぶ必要がない(呼ぶことも可能)

■デメリット

  • お別れできる時間が短い

  • 参列者を呼びたい場合は不向き

  • 宗教儀礼(読経や焼香)がない

  • 故人としっかり向き合う時間が足りず、後から「もっとゆっくりしたかった」と感じることも


2.一日葬とは?

通夜は行わず、
告別式のみを1日で行う葬儀形式 です。

現代的で負担の少ない葬儀として人気が高まっています。

■メリット

  • 費用が一般葬より安い

  • 一日で終わるため、体力的な負担が少ない

  • お焼香・読経を含む一般的な式が行える

  • 故人との時間をゆっくり持てる

■デメリット

  • 通夜がないので弔問のタイミングが限られる

  • ご親族の中に「通夜は必要」と考える方がいる場合は調整が必要

  • 葬儀の流れはあるため、直葬よりは準備が必要


3.どちらが良い?選び方のポイント

初めてで迷う方へ、判断しやすい基準をまとめました。

■直葬が合うケース

  • とにかく費用を抑えたい

  • 少人数で静かに見送りたい

  • 儀式よりもシンプルなお別れを望む

  • 高齢の親族が多く、負担をかけたくない

■一日葬が合うケース

  • 儀式(読経・お焼香)は行いたい

  • 近しい親族や友人に参列してほしい

  • 一般葬は大きすぎるが、直葬では短すぎる

  • しっかりお別れの時間を取りたい


4.費用の目安(一般的な相場)

※地域やプランにより変動しますが、一般的な幅を示します。

  • 直葬(火葬式):10万〜25万円前後

  • 一日葬:35万〜60万円前後

費用は「火葬料金」「斎場使用料」「宗教者の費用」「車両費」などで変わります。
不明点は遠慮なく相談してくださいね。


5.後悔しないために大切なこと

どちらが良い・悪いというものではありません。
大切なのは、

  • ご家族の気持ち

  • 故人がどんなお別れを望まれたか

  • 費用の負担

  • 当日の動きやすさ

この4つのバランスです。

分からないことがあれば、いつでも相談できます。
不安なまま進める必要はありません。

横浜市民葬祭

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